研修2日目。このホテルの紹介VPを作るため、制作班が撮影をする。
その様子を、社内報班、HP制作班が取材する。
なんとも、不思議な光景になりました。
一番大変な撮影は「15mのクライミングウォール」極寒の中、うちのスタッフ3名が
この巨大な壁に挑みました。しかもこのウォール、3m付近から徐々に手前に傾いているのです(+o+)。たぶん、5mくらいが限界か?と思っていたら、なんのその。
最初に挑戦した岩浅は、凄かった!7mくらいで一度「もう無理です!」と言っていってロープを掴みかけたのに、それから皆の声援をうけ、さらに3メートルくらい根性で登り、上の出っ張りのすぐ下まで行きました!
次の梅谷君も、岩浅の高さには届かなかったけど、「悔しい」を連発。どちらかと言えば、
おとなしい彼も負けん気強いんだなぁ~と感心。さらに奥田は、年齢のハンディーもなんのその。リーダーの風格をみせ、ゴール直前、巨大な出っ張りにも手を伸ばしたのです。ひやぁ~尊敬!
実は、この研修の下見に行ったとき、「社長の意地を見せてやる」と、ある計画をひそかにたてたのです。それは「死ぬ気で頑張れば何でもできる!と私自身が皆の前でカッコ良く上まで登ってみせること」でした。
そこで、十三にあるクライミングジムに練習に行きました。しかし現実は厳しかった。
気持ちはあるのですが、体が・・・・5mの垂直のやつでせいいっぱい。しかもめちゃくちゃ怖い(@_@;) 少しでも手前に傾いている所は、全然無理でした。それでも2時間がんばり、即、マッサージ屋に直行。次の日は、ホッチキスがとめれないくらいの筋肉痛に・・・。
クライミングジムの方に「3週間特訓すれば、登れるようになりますか?」と聞いたのですが「まあ、難しいですねぇ」と言われてしまいました。トホホ。
日頃から「経営者たるもの、社員の前で模範となるような仕事をし、それを見て下が育つ」という本などを読んでいるのですが、なかなか実現できずに悶々としております。
やはり、うちの会社は「社長のオーラ」<<<<「社員、スタッフの自分で育つ力」
だなぁ~と思い知らされました。
そんな事を考えていると、私の耳元で神様が「社長の大切な仕事は社員が伸びる環境を作ることだから、自ら先頭にたつ必要はない」と言ってくれて安心。すると別の神様が「いやいや、それは違う。やはり一番前を走ってナンボ。自分が出来ない事の言い訳を作ってるだけでは?」とささやきます。う~ん。そういえば、昨日も寝る前、久下ちゃんは社労士のテスト勉強していたのに、私は3週間後に控えたメンタルヘルスⅡのテキストさえ持って来てないなぁ~(-_-;)反省。
研修中、皆が作業に励んだいるとき、そんな事を考えながら足ツボを刺激する温浴器に足を突っ込んでいると、めちゃくちゃ気持ちよくて、30分も爆睡してしまいました。みんな、ごめん。
また、ピーキューブのブログでもアップされると思うのですが、なんだか普段別々の番組で
別々の仕事をしている同士が集まるのって、それだけで嬉しいです。
普段、あまり真面目な話(会社の将来とか)をする機会もないので、この時ばかりは
いろいろ考えるのですが、言いたいことがあれこれ多すぎて、伝えるのは難しいですね。
なんだか、中途半端な説明も多かったような気もして反省(- -)
しかし、一番ショックだったのが、私がいつも皆にする「小テスト」を一緒にさせられて漢字が書けなかったこと!
Q)次の「イタむ」を漢字にしてください。
・友人の死をイタむ
・おなかがイタむ
・果物がイタむ
(@_@)!真ん中しか書けんかった・・・ひぃぃ
読めるんだけどねぇ~出てこないなぁ~ 勉強せねば!
こんなことなら、事前にテスト問題もっとチェックしておくんだった!!
しかも、今ふと思うと、安倍 晋三を、「普二」と書いた気がする(@_@)!(@_@)!(@_@)!
あれだけ去年「普」と「晋」を間違えたメンバーをバカにしたのに、「コレって間違うのよねぇ」と思いながら、間違って、しかも「三」じゃなくて「二」にしてもうたぁ気がする~~~~
私って、めっちゃアホ???今から答案用紙を回収して燃やしたい・・・
(*_*)
でも、普段にない組み合わせのメンバーで、何かをするって面白いですね。明日は3つの班に分かれて行動します。
早朝に「VP制作班」が日の出を撮影するため早起きし、その撮影の様子を「社内報班」が取材するみたいです。すごいなぁ・・・「HP制作班」は、VP制作風景を密着取材してアップするそうですので、そちらも楽しみです(^-^)
当たり前のことながら、つねづねピーキューブをいい会社にしたいと思ってます。
ところでいい会社って何だろう?(^-^)?
大きな会社?有名な会社?いいものを作っている会社?給料が高い会社?
ここだけの話、私は「飲み屋で友達に自慢できる会社」だと思っています。
「お前んとこの会社(仕事)ええなぁ~」と言ってもらえる会社にしたいのです。
ただ、これをHPの「経営理念」にかかげると、「アホな会社」と思われそうで、怖い。
なんとか、もうちとカッコよく言い換える事はできないだろうか・・・
ここだけの話、ちょっと前に40歳を越してしまいました。私は自称28歳なので*^_^*)。
20代のころ、40歳になった自分って想像もできませんでした。というか普通に嫁になって子供産んで、カルチャー教室に通っているもんと思っておりました。まさか40代で働いているとは思ってもいませんでした。
そんな話を先日、北野ホテルの女性支配人さんとしました。彼女は、仕事に悩み30歳で「とらばーゆ」を
見て某ホテルの支配人になったという変わりものです。現在40歳。のびのび仕事をされています。
同じ時期に同じようにバブル崩壊を経験し、震災で価値観が変わり、人のマネージメントで悩んだ同士としては
すごく共感する部分が多かったです。
「女は20代が花で、あとは枯れるだけ」と思っておりましたが、なんのその。40歳になればなったで結構楽しむことができるのです。
どこかの心理学者が「40歳は人生の午後」と言ったらしいです。
0歳 0時
10歳 3時
20歳 6時
30歳 9時
40歳 12時
50歳 15時
60歳 18時
70歳 21時
80歳 24時
これで見ると、20歳は、起きたばっかり。30歳はようやく出社した頃。「私には時間がない」「人生やり直しできない」とあせっていた自分がアホらしく感じる次第です。
逆に「えぇ~~ゴールが近いと思っていたのにまだ折り返し地点?これから先、まだまだ長い。どうしたらいいの?」と悩むくらいです。
そんなこともあって、去年キャリアカウンセリングの資格をとり、今メンタルへルス検定Ⅱの勉強中です(^-^)
記憶力が悪いので苦戦していますが、なかなか達成感はありますヨ。
ということで、このブログでは、働く一人の先輩として、仕事について日々悩むことや今までの経験を本音で語っていければと思います。
池田由利子
株式会社P-CUBE 代表取締役社長