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2009.06.15
幕張で行われたデジタルサイネージジャパン(DSJ)に行きました(^O^)。 
(同時開催、INTERROP、IMC)
同時開催のIMC(放送、映像、ネット、モバイルの展示)よりも、今年は、DSJが注目され、
非常に面白かったです。
会場は一回り小規模になっていましたが、人は多かった気がします。



デジタルサイネージ=電子掲示板で、ビックマンみたいな大型のモノから、電車の中の
モニター、ショーウィンドウの中の映像などさまざま。たとえば、写真真中の光るお姉さん。
実はこれもデジタルサイネージ。しかも、中の映像(お姉さん)は動画です。(^O^)
お姉さんの左側に見える光が、プロジェクターの光。(本当は真後ろにある)
そこから映像が出て、透明のアクリルに特殊シールを貼り、人の形に切ったものに
映し出されているのです。
だから、目や口は動かせても、頭を左右にふったり、頭を下げたりはできません。
お姉さんの輪郭の形は変わらず、中身が動く感じです。
右の写真の通り、ウスッペライです。(・_・;) しかし、動くのでかなりインパクトあり。

 

こちらは、モニター前のカメラで、お客さんを撮影し、それにアニメーションを加えた
インタラクティブなシステム。その画面に、広告や情報をのせて、アイキャッチに
しようという仕組み。この手のサービスも、かなり安くできるようになってきました。
 

 

さて。こちらは、なんと映像が空中に浮いて見えるシステム。
写真右:正面から見ると、まんなかの丸い映像が浮いて見えます。
写真左:なんと、この映像に触ると、拡大したり、移動したり アイフォンみたいな感じで
動きます(映像とは別にあるセンサーで手の動きを察知)すごく不思議な感覚でした。
仕組みとしては、ステンレスのボールみたいな反射板に反射した光が映像を
作っているそうな。バーチャルスタジオのリアル版??真正面でしか見れないのが、ちょっぴり残念。

 

こちらは、360度の円筒形ディスプレイ。透明なので、中に商品を飾れます。
そして、表面に映像を出すことも可能。LEDがついたバーが高速回転することで映像が
映し出されるそうな (@_@;)そんな風には見えないのですが・・・
結構細かい文字も、テレビのような映像も、キレイに映ってました。
 

 

そして、こちらは、超高画質の映像(4K)を立体(3D)で撮影するシステム。よく見ると、
普通にカメラが1台と、それとは直角に上から逆さ向いているカメラが1台。
(@_@;) なんともアクロバチックです。3Dの撮影はカメラを横に2台、人間の目の位置
に並べて双眼鏡みたいにして撮るのが一般的です。
こちらは、カメラがデカすぎるので、1つを上から下に向け、BOXの中に45度になる
ように鏡を置いて反射させて撮影するとか。
これを考えた人は、天才か、変人か、どちらかでしょう。
ただ、カメラの位置を動かすたびに微調が必要だそう。
それに、ズームや早いパーン(左右)は技術的に厳しい事があるそうです。
まだまだ研究途中っぽくて大変そう(+_+)
あと、テープではなく、でっかいハードディスクで収録します。
 
他にも、イロイロあったのですが、なかなか説明するのも難しく・・とになく、ラスベガス
みたいに街中が映像でまみれる日も近いと実感した次第です。ハイ。
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池田由利子

株式会社P-CUBE 代表取締役社長

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