経営の勉強会などで良く言われることは、査定、評価に関しては
「母的発想」<「父的発想」であるべき・・・らしい。
査定で「母」的発想が強すぎると「がんばっているのにカワイソウ」とか、「この子の為になんとかしてあげたい」と、逆に不平等になるらしい。
「がんばってるけど、あまり成果が無かった」という事でバッサリ低い評価をすることも時には大切らしい。
たとえ、それが本人のせいでなくても。
たとえば
Aさんの担当したクライアントは、すごく事業が好調で、担当者のもの分かりも良く、ある程度、筋を通せば大きな仕事をコンスタントにくれるようになった。
売上目標100%達成。
Bさんの担当したクライアントは、担当者がバカで手直しや追加ばかり。言われた通り納品したのに、クレームを言ってきたり、値切ってきたり。
おかげで、売上目標は10%しか達成できていない。
点数をつけるなら、Aさんは100点。Bさんは、そのまま10点らしい。
ここで「BさんはBさんのベストを尽くしたから」とか考えるのはダメらしい。
フィギアスケートを見ていて、そんなことを思い出した。
たとえば、ジャンプで軸足が、アウトサイドではなくインサイドだったので減点とか。「キレイだったら、どっちでもいいやん(@_@;)」と思う。でも、彼らの基準はそこなので、そこをクリアしているかいないかで、点数が決まる。もちろんキレイさも芸術点で別に評価される。でも「回転が少し足りなかったけど、がんばってるからOK」とはならないのです。
それにしても、浅田真央は、凄かった(*^_^*)!あの凄まじい大コケの後での挽回
もちろん、しっかり減点された上での勝利です。(あのミスが無かったことにはなっていない)
あの大コケの瞬間、会場が凍りついた。(スケート場だからという訳ではない)だれもが「ぜったい優勝はムリ」と思ったでしょう。
人生「うぁ~やってもうたぁ~、私はもうアカン」と思う瞬間て結構ある。でも、あれだけのコケ方をしてなお、優勝したというフィギアスケートの女王は、多くの人に勇気を与えたと思う。
と、話が、あっちこっちに行きましたが、査定の時期にいろいろ考える今日この頃です。
要するに「今回あかんかっても、次回がんばれ」という事も、こっそり含めていたりする。。。
PS.ただ、どう冷静に考えても朝青龍の「勝てばいいやん」的な態度は許せない。
同感
私は、自分に金額(自分の評価)を付けるのが今、一番大変です。。。
こういう時に朝青龍のように「毎度おおきに」と言ってのける力強さがが欲しいですね(_ _。)・・・シュン
池田由利子
株式会社P-CUBE 代表取締役社長