2008.07.26
■1位【さまよう刃 】東野圭吾
自分の一人娘が、残酷なレイプをされて殺された。しかもそのビデオを見てしまった。そんな男の復讐劇。めちゃくちゃ重たいです。でもお勧めの本。
犯罪のニュースを見るたびに、この主人公のように悲しむ人がいるんだ・・と感じます。
同じ東野圭吾の作品で【毒笑小説 】はイマイチでした。同じ系統だったら【超・殺人事件】のほうが絶対面白い
あと、犯罪被害者の遺族がテーマになった小説としては、野沢尚の【深紅】も、すごい!めちゃくちゃ心に残ります。
■2位【貧困大国アメリカ】 堤未果
昔、私がADだったころから大変お世話になったプロデューサと最近メールでお話しすることがありました。もう退職されているのですが、その方に勧められ送っていただいた読んだ本がこれ。(*^_^*)
私は会社を経営していていることもあり、資本主義、合理主義、競争社会にある程度賛成でどちらかといえば「プチ右翼」です。
実はハリケーン「カトリーナ」の被災地の住民たちが、なぜ、皆びっくりするぐらい太っていているのか、不思議に思っていました。「食べ物がない」という彼らに「いや、ちょっとはダイエットした方が良いのでは?(+_+)」と思っておりました。その疑問が少し解けました。物事はいろんな角度から見ないと見えてこないものだなぁ~と思いました。
「ただ怠けている人」と「必死に頑張っているのに、怠けているように見える人」の区別って本当に難しいですね。
■3位【西の魔女が死んだ】梨木香歩
自分が経験した話では無いのだけど、なんとなく懐かしいような、所々で自分の記憶の奥から何か呼び起こされるような、そんな本です。
私にとっての魔女は、母の実家のおじいちゃんだったなぁ(魔王だけど)田舎には、とっておきの私のお気に入りの場所もあったっけ。
幼稚園児の時、いとこの男の子とおじいちゃんの部屋にコッソリ呼ばれた。そこで「お母さんたちにはナイショだぞ」と言われ、コップ酒を飲まされた。なんか秘密の儀式のように神秘的?だった。あっという間に、いとこは真赤な顔になってフラフラになった。私は顔色を変えずにキョトンと見ていた。部屋に乱入してきた母と叔母は、おじいちゃんに対して「なに飲ませたん???」と怒り狂っていた。その時、おじいちゃんはニヤっと笑って耳元で「おまえは才能がある」と言ったことは今でも時々思い出します。
そう、酒が大好きだったおじいちゃんは「どの孫が酒がのめるか」チェックしていたのだった。(@_@;)
見事、私はその才能は認められたようで、それから妙にかわいがられた気がする・・・
すみません。小説と関係ない話で・・・
自分の一人娘が、残酷なレイプをされて殺された。しかもそのビデオを見てしまった。そんな男の復讐劇。めちゃくちゃ重たいです。でもお勧めの本。
犯罪のニュースを見るたびに、この主人公のように悲しむ人がいるんだ・・と感じます。
同じ東野圭吾の作品で【毒笑小説 】はイマイチでした。同じ系統だったら【超・殺人事件】のほうが絶対面白い
あと、犯罪被害者の遺族がテーマになった小説としては、野沢尚の【深紅】も、すごい!めちゃくちゃ心に残ります。
■2位【貧困大国アメリカ】 堤未果
昔、私がADだったころから大変お世話になったプロデューサと最近メールでお話しすることがありました。もう退職されているのですが、その方に勧められ送っていただいた読んだ本がこれ。(*^_^*)
私は会社を経営していていることもあり、資本主義、合理主義、競争社会にある程度賛成でどちらかといえば「プチ右翼」です。
実はハリケーン「カトリーナ」の被災地の住民たちが、なぜ、皆びっくりするぐらい太っていているのか、不思議に思っていました。「食べ物がない」という彼らに「いや、ちょっとはダイエットした方が良いのでは?(+_+)」と思っておりました。その疑問が少し解けました。物事はいろんな角度から見ないと見えてこないものだなぁ~と思いました。
「ただ怠けている人」と「必死に頑張っているのに、怠けているように見える人」の区別って本当に難しいですね。
■3位【西の魔女が死んだ】梨木香歩
自分が経験した話では無いのだけど、なんとなく懐かしいような、所々で自分の記憶の奥から何か呼び起こされるような、そんな本です。
私にとっての魔女は、母の実家のおじいちゃんだったなぁ(魔王だけど)田舎には、とっておきの私のお気に入りの場所もあったっけ。
幼稚園児の時、いとこの男の子とおじいちゃんの部屋にコッソリ呼ばれた。そこで「お母さんたちにはナイショだぞ」と言われ、コップ酒を飲まされた。なんか秘密の儀式のように神秘的?だった。あっという間に、いとこは真赤な顔になってフラフラになった。私は顔色を変えずにキョトンと見ていた。部屋に乱入してきた母と叔母は、おじいちゃんに対して「なに飲ませたん???」と怒り狂っていた。その時、おじいちゃんはニヤっと笑って耳元で「おまえは才能がある」と言ったことは今でも時々思い出します。
そう、酒が大好きだったおじいちゃんは「どの孫が酒がのめるか」チェックしていたのだった。(@_@;)
見事、私はその才能は認められたようで、それから妙にかわいがられた気がする・・・
すみません。小説と関係ない話で・・・
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池田由利子
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